柊野日記〜Hiragino Diary〜

「人生一度きり、やりたい事やろう」なんて言われるけど、現実はそう簡単じゃない。少しでもやりたい事を追い求めていくブログ。

【本 2/36】 「言葉にできる」は武器になる

さがみさがなかです。

無理くりながらも、1冊目に読んだ本でワタクシが気になった部分20箇所以内にて、記事にまとめました

 

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「言葉にできる」は武器になる

梅田 悟司

日本経済新聞出版社

2016年8月出版

 

今度の本は、

伝わる言葉について

まさにはてなブログ勉強中のワタクシには好都合だという事で、記事まとめスタート。

 

1、「伝わる言葉」を生み出すためには、自分の意見を育てるプロセスこそが重要であり、その役割をも言葉が担っているのである。

P4

 

2、伝わり方にはレベルがある。

不理解・誤解→理解→納得→共感・共鳴

P18

 

3、「内なる言葉」

人々が相手の言葉に対して感じる、言葉が「重い、軽い」「深い、浅い」という印象は、内なる言葉と向き合うことによって、自らの思考をどれだけ広げ、掘り下げられたかに因る。その一方、外に向かう言葉だけをどんなに鍛えたところで、言葉の巧みさを得ることはできるかもしれないが、言葉の重さや深さを得ることはできない。

考えているのではない。頭の中で「内なる言葉」を発しているのだ。

P32

 

4、言葉に出来ないということは「言葉にできるほどには、考えられていない」ということと同じである。どんなに塾考できていると思っていても、言葉にできなければ相手には何も伝わらないのだ。

P35

 

5、伝える力を手にする、という点では、一時的な効果はあるかもしれない。

しかし、結局小手先の技術やスキルであるため、表層的な言い方や伝え方は変わるかもしれないが、話す内容まで影響を与えるわけではない。

その結果、「口は達者だが内容がない人、考えの浅い人」が出来上がってしまうのだ。

P38

 

6、近年で言えば「かわいい」や「ヤバい」といった、多くの感情を省略して伝えられる言葉が分かりやすい。こうした言葉は実に便利なのだが、便利だからといって多用していると、自分の心の琴線を鈍らせることにもつながるので注意が必要だ。

P40

 

7、内なる言葉と向き合うことは、自分の視点と向き合うことと同意である。そして、自分自身の視点に気が付くことが、外に向かう言葉を磨き、自分の言葉を持つ出発点になる。

「あ、今、自分はこう思ったな」ということを認識した上で、「こんな言葉が頭の中に浮かんでいる」まで認識する。さらに、「こんな時には、こんな内なる言葉が浮かびやすいんだ」まで把握する。そして、「こんなふうに考えることができるのではないか」へと考えを進めていく。そのために、自分の気持ちに関心を持ち、心の機微を捉えることから始めたい。

P41

 

8、言葉づかいが上手いかどうかは、相手の心を揺さぶるかどうかを決める要因の1つに過ぎないことが分かる。

重要なのは、言葉が重い、言葉が軽いといった尺度である。

言葉に重みが生まれる、最大の理由。

それは、言葉を発信する側の人間が、自分の体験から本心で語っていたり、心から伝えたいことによる「必死さ」 「切実さ」に因るところが大きい。その結果、どんなに平易な言葉であっても、意図が十分に伝わることで、人の心を惹きつけて離さなくなる。つまり、思いが言葉の重みを産むのである。

P45

 

9、より正確に表現するならば、「人が動きたくなる」ようにしたり、「自ら進んで動いてしまう」空気を作ることしかできないのだ。「人を動かす」ことと「人が動く」ことは、同じように感じられるが、似てる非なるものである。

前者の「人を動かす」は自分の意図するように仕向けるといった強制的かつ受動的な意味合いが強いが、後者の「人が動く」は自らの意思で動きだすといった自主的かつ能動的な行動を促すものになっている。

「星の王子様」で有名なアントワーヌ・サン=テグジュペリは以下のような言葉を用いることで、「人を動かす」と「人が動きたくなる」の違いを述べている。

船を造りたいのなら、男どもを森に集めたり、仕事を割り振って命令したりする必要はない。代わりに、広大で無限な海の存在を説けばいい。

P47-48

 

10、言葉において大切なのは、人を動かす力ではなく、人が動きたいと思わせる力である。自主性を引き出すことができず、相手に何かを強要したり、自分が意図した通りに動かしたいと思ったとしても、それは自分にとって都合がいいだけであり、相手にとって迷惑でしかない。

この負のスパイラルから抜け出すための方法は1つしかない。人を動かすことは不可能であり、動きたい気分や空気をつくることしかないと胸に刻むことである。人間は1人ひとり、同じだけの感情を抱えて生きている。自分がそうであるように、相手も気持ちが動かない限り、動いてもらうことはできない。そのためにできることは、上辺ではなく、その人の立場になりきって言葉を投げかけることである。

P50

 

11、志や意志を持てるかどうかに関しては、自分が行おうとしていることに対してどれだけ本気で向き合っているかにかかってくる。

人は、物事に真剣に向き合っている人の意見は信用しようと思うし、自ら協力しようと思う。その一方で、口だけであったり、利己的であったり、「どうにか協力させようとしているな」と感じた時には、聞き手は言葉の端々から見え隠れする本心に敏感に反応し、一気に心を閉ざしてしまう。

P51

 

13、「神は細部に宿る」という有名な言葉があるが、言葉に関しても「思いは細部に宿る」と言える。言葉や人間の行動の1つでしかなく、あらゆる行動の源泉には、その人なりの思いや動機が存在しているからである。

大切なのは、自分の考えや思いを把握していることである。その内容を伝えるためには、難しい言葉も、耳ざわりのいい言葉も、美しい言葉もいらない。人の心を動かすのは、話している本人の本気度や使命感であり、生きる上で感じてきた気持ちが総動員された、体温のある言葉なのだ。

P53

 

14、人を「動かす」ことはできない。「動きたくなる」空気をつくる。

P54

 

15、無意識だった内なる言葉に精神を集中させて鍛えていくという行為は、筋力トレーニングと似ているところがある。筋トレを行う際には、今自分が使っている筋肉に意識を向けることで効果が格段に上がることが証明されており、この関係性に非常に近い。

P58

 

16、内なる言葉の解像度が低い場合、思考や感情は漠然としており、自分自身が今何を感じているのかを正確に把握できていない状態にある。一方、内なる言葉の解像度が高いほど、何を考えているかや、何をしたいかが鮮明になる。

P66

 

17、気持ちをはっきりと認識できた時、言葉は自然と強くなる。

P69

 

18、私がコピーライターになって真っ先に言われたのは 「文字の大きさは、自信の大きさに比例する」ということである。

確かに言われてみれば、確信を持っていることは大きな字で書くことができるが、どこかあやふやで不確かなものは、小さな文字で書いてしまいがちである。

P87

 

19、文章を読む時、誰もが「内なる言葉」を使って、頭の中で音読している。

事実、こうして文章を読んでいる皆さんも、意識していないかもしれないが、本書に印刷された言葉を目で追いながら、頭の中で内なる言葉を用いて音読している状態にある。

もちろん、一言一句の全てを音読していないかもしれないが、「ここは重要だな」と思ったり、気になって読み返してみたりする文章については、十中八九、内なる言葉で音読しているはずである。

 

20、多くの言葉を知っていたり、辞書に載っている正しい意味を知っていても、自分がどんな時にその言葉を使うべきかを理解していなければ意味がない。実体験を通じて、世の中に多くの言葉が存在している本当の意味を知り、使える言葉を手にしたい。

P236

 

無理矢理20選んだが、気になる部分を全て引っ張り出すと40以上になりそうだ。改めて、取捨選択の難しさを感じた。

そもそも、このチャレンジ自体に無理があるのかもしれない…